肝臓機能維持のドッグフード

肝臓は毒素を分解し解毒する働きを担っています。
そのため肝臓機能が低下すると毒素(アンモニア)が体内に溜まり、振るえやふらつきなどの神経症状が現れます。
血液検査を行い肝臓の数値が悪くなっている場合には、獣医師の指示のもと腎臓ケアなどのフードを与えることで進行が緩やかになります。
肝臓の状態により療養食が変わってきますので、獣医師の指示に従ってください。

軽度の肝臓疾患

軽度の場合ではアンモニア数値も基準内で、目に見える範囲の神経症状もなく肝臓機能も低下していない状態です。
この場合、回復にタンパク質が必要となりますのでタンパク質を制限したフードは不向きになります。
脂肪や銅などが原因でない場合には、一般のフードのままでも大丈夫です。

重度の肝臓疾患

重度になるとアンモニア数値に異常が現れ、目に見える神経症状が現れます。
肝臓機能も低下している状態の場合には、腎臓の負担を減らすためにタンパク質を制限したフードがオススメです。
もちろんフードのみの治療は困難ですので、動物病院で治療を行いながらサポートとしてタンパク質制限フードを与えてください。

脂肪が原因の場合

肝臓に脂肪が溜まった状態である「脂肪肝」が原因で肝臓の機能が低下している場合は、肝臓用のフードではなく「低脂肪のフード」がオススメです。
脂肪を控えることにより肝臓内に脂肪が溜るのを防ぐことが出来ます。
どの程度、脂肪を制限すればよいかは獣医師に相談してください。

銅が原因の場合

フードに含まれる銅が原因で肝臓機能が低下する場合があります。
一般的なフードは銅の配合が過剰なため、銅の排出が困難な子は銅が体内で溜まってしまいます。
銅が体内に溜まる事で、酸化障害や慢性肝炎などの原因になります。
この場合には、銅の吸収を阻害する「亜鉛」が配合されたフードがオススメです。

ウコン

人でも肝臓に効く栄養補助食品としてウコンが有名です。
犬にも同じような効果が期待できるとされており、ウコンを粉末状にしたサプリメントがあります。
ウコンの持つ解毒作用により肝臓の機能をサポートしてくれるそうです。
もちろん過剰摂取は危険ですので、使用目安を守り正しく与えてください。